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2020/06/12
「住まいの断熱対策 猛暑に向けて」 その3
◆扇風機を活用して室温を下げる
昼間長い時間外出して帰ってきたら、
室温がものすごく高くなっていた。
ということもありますよね。
そんな時は
いきなりクーラーをかけるのではなく、
まずは窓を開けて
空気の入れ替えをしましょう。
その際、扇風機を活用すると効率的です。
暖まった空気は部屋の上にたまっているので、
まず扇風機を回して
室内の空気をかくはんします。
そして次に、扇風機を外に向けて置き、
回してください。
ある程度室温が下がってきたら、
クーラーをかけましょう。
◆風の通り道をつくる
室内に風を呼び込むためには、
風の入口になる窓と出口になる窓が
対面についていることが理想的です。
マンションでは一室につき
窓が一カ所という間取りが多いのですが
部屋のドアを開けて
他の部屋の窓を利用して
風の道をつくるなど
二カ所の窓を開けることで
風が通るようになります。
今はあまり見かけなくなってしまいましたが
昔の日本家屋には
扉の上に欄間(らんま)という
透かし彫りや格子状の
はめ込み板がついていました。
ここで風の通り道をつくっていたという
昔ながらの知恵なのです。