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2021/06/29
家事室・ユーティリティの考え方とプランニングのコツ その2
洗濯作業のしやすさを重視して検討したい
家事室の機能の中でも重視したいのは、
一連の洗濯作業がスムーズに行えることではないでしょうか。
洗濯や物干し、アイロンかけなどがひとつの部屋で行うことができる
洗濯室(ランドリールーム)は理想ですが、現実的には、浴室に隣接する洗面脱衣室に
洗濯機を設置し、干したり畳む作業は別の部屋で、というケースが多いものです。
たとえば、洗面脱衣室を少し広めに確保できるのであれば、
洗剤やハンガーなどの収納はもちろん、洗濯物を畳むことができる
カウンターなど設けることで、効率的に作業をすることも可能でしょう。
設備メーカーの洗面化粧台には、物干しバーを含め、洗濯作業をしやすくする、
さまざまなユニットやアイテムが用意されているタイプもみられるので、検討してみてもいいでしょう。
注目されている室内物干しスペース
共働きや花粉症などの理由から、外に洗濯物を干すことができないケースも多く、
注目されているのが、室内物干しスペースです👖
使い勝手のよい室内物干し場があることで、家事の効率も高まるものです!
専用の洗濯室があれば室内物干しも設置することができますが、
難しい場合は、洗面脱衣室や廊下、ロフト、寝室などを利用しましょう。
物干しバーを掛けられるようなフックを設置したり、
天井に組み込まれるタイプの商品を利用してもいいでしょう。
プランニングの際には、洗濯機置き場や畳む場所との
動線、採光や通風などに配慮することも大切なポイントです。
キッチンに続くパントリー(食品庫)を利用しても
キッチンに続くパントリー(食品庫)に、家事室の機能をプラスするプランも考えられます。
レシピを整理したり、パソコンで検索するなどの作業ができるカウンター、
料理本や資料を保存するラックなどを設けておくと便利でしょう。
家庭菜園や本格的な調理を楽しむのであれば、泥野菜や魚🐟をさばくことのできる
小型のシンク、貯蔵棚などを設置すると使い勝手もいいものです。
クロゼットや廊下など、裏方スペースに多目的のカウンターを
ファミリークロゼットや廊下など、住まいの裏方スペースに
多目的なカウンターや収納スペースを設けるプランも考えられます。
洗濯物を畳んだり、季節ごとの衣類の入れ替えなどの管理もしやすいでしょう!
カウンターは窓辺に設けるなど、閉鎖的にならないような工夫もしておきたいものです。
また、半屋外に設置されたスペースを
「ユーティリティテラス」と呼ぶことがあります。
ゴミの一時置き場や庭まわり用品の収納、洗濯物干しなどに適しているでしょう。
サンルームのような形状で、サービスヤードの機能を組み合わせた
エクステリア商品もみられます。
どのような家事室をプランニングするとしても、目的を明確にし、
それに適した空間を確保することが基本です。
「あったら便利そう」とやみくもに設けても、結局使わなかったというケースもみられます。
家事室・ユーティリティだけでなく、間取りを考える際には、
家族構成やライフスタイルに合わせたプランニングを検討することが大切です👨👨👧👦
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