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2021/05/21
リビング階段のメリットデメリット その2
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅・規格住宅】🍀WOODBOX呉・広島店~
リビング階段のデメリット
●冷暖房効率が低下しやすいこと
プランニングにもよりますが、「リビング階段」から
空気が逃げてしまうことで、冷暖房効率が低下してしまうことがあります!!
住まい全体の断熱性能を高めることはもちろん重要ですが、
階段のスタイルによっては、
上階か下階部分に扉を設けるなどのプランも考えられます。
開放しておくこともできる引き戸タイプが向いているでしょう!!
●キッチンからのニオイが届いてしまうこと
階段がキッチンに近い場合、リビング・ダイニング・キッチンが
ひとつの空間の場合などは、調理中のにおいが
2階まで届いてしまうこともあるようです🍳
●上下階の音が響くこと
階段の設置状況にもよりますが、リビングのテレビの音などが
2階まで聞こえてしまったり、
子供部屋で友達と遊ぶ声が響いたりするケースもあります。
気配を感じる程度であればいいかもしれませんが、
くつろぎが妨げられない工夫も必要でしょう☝
逆に、声が届きやすい、というのはメリットになるかもしれません。
●リビングで落ちついて過ごせないケースがあること
家族の中で生活時間が異なる場合は、リビングに階段があることで、
落ち着かない空間となってしまう場合もあります。
例えば、お子さんの友達が遊びに来た時などは、
リビングまで片付けなければならなくなる、
休日にのんびりとソファでくつろげない、などといった声も聞かれます😢
リビング階段に適した建材商品も
以前階段は、現場で造作されていましたが、
最近では、建材メーカーが工場で加工した踏板や蹴込み(けこみ)板、
手摺などをセットにした商品を用いるケースが多くみられます。
メーカー商品には、リビングに設ける階段に向くような
デザイン性の高い商品、オブジェのように印象的なタイプ、
内装材や建具など、インテリア部材とのコーディネートも
可能なものなどもみられます!
また、木質建材だけでなく、アルミと組み合わせた
デザインやシンプルでモダンな階段、
開放感のある手すりを組み合わせることができるタイプ、
螺旋階段など、選択の幅は広がってきているといえるでしょう。
動線などを充分に配慮して住まい全体で検討を☝
階段プランは単体ではなく、
住まい全体の間取りを検討する中でプランニングされるものです!
居室の配置や動線、安全性に配慮することは基本です☝
リビングに設ける、ということにこだわるあまり、
使い勝手が悪くなっては本末転倒です。
特に、LDKをひとつの空間とするプランでは、
くつろぎや食事、調理とさまざまな機能を持つ空間の中に
階段を取り込むことになるので、家族や来客の動き、
動線を充分に考慮して、プランニングすることが大切でしょう。
将来のライフスタイルの変化も考慮して
「リビング階段」に限りませんが、間取りプランは、
現在だけでなく将来的な家族の変化、年齢や構成の変化を
見据えることがとても大切です!!
子供が幼い時は魅力的なプランも、
成長した時には、適さない場合もあるものです!
新しい住まいの間取りプランは、長期的な視点で、
住まいに対する要望の優先順位を明確にして、検討することが重要でしょう!
~呉市新築住宅🍀WOODBOX呉・広島店~