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2022/01/25
【トイレ洗浄レバー 大と小の使い方】
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅】ハラケン工務店~
今回は、家づくりの基礎知識です。
「トイレの大と小の洗浄」についてお伝えします。
ほとんどのトイレ🚽の洗浄レバーやボタンは
「大」と「小」の2種類に分かれています。
トイレの種類や機種によっては使い分け方法が異なります。
うまく使えば節約ができるのでエコになるのです🍃
「大」と「小」の意味
ご存知だとは思いますが
トイレの洗浄レバーの大は、大便用の洗浄となります。
小、小便用の洗浄の意味です。
そして小のほうは、流す水の量が多くなります!
もし大便を「小」で流してしまうと、
大便やトイレットペーパーが多い場合に便器内で詰まったり、
排水管内で停滞するなど、トラブルになる可能性があります。
ちなみに古い便器によっては小だと、
トイレットペーパーが流せないタイプがあること。
この理由は、男性の小便だけが対象なので、小では水の量が少なく
トイレットペーパーは流れないのです。
見分け方は、
レバーをひねっている間だけ水が流れるタイプです。
このタイプは、ホールドタイプと呼ばれ
古いタイプのトイレに採用されていることが多いそうです。
ホールドタイプの場合は、大便・小便、関係なく
ぺーパーをつかったら流す必要があります。
そして、現在のトイレの主流のタイプがノンホールドタイプです・
レバーをひねった際に水が一気に勢いよく流れます。
レバーだけでなく、リモコンやボタン式もノンホールドタイプです。
もちろん、小でトイレットペーパーが流せます。
ちなみに、現在のトイレにはecoボタンがありますが、
これは、男性の小便やペーパーをつかわない場合に使用しましょう。
なぜ「大」と「小」に分かれている?
なぜ、トイレの洗浄レバーは大と小に分かれいるのでしょう。
トイレは沢山の水を使用します🚽
水を使用する際に、浄水場や下水処理場で電力を使い、
マンションやビルならポンプでくみ上げるなど、
多くのエネルギーを使います。
昔の便器は、タンクの水の勢いで流していたため、
大で約20リットルの水を使用します。
1日に3~4回、トイレに行くとすると、
4人家族になると約280リットル必要になるのです。
そして浴槽一杯分の水量よりも多く水が必要になります。
この水を節約できれば、家計の節約になり、社会の省エネにも繋がります。
節水する技術が進み、30年前に大で必要な水が13リットルになり、
現在、大では約5リットル以下の水を使用します。
そして小なら更に少ない水量で流せます。
トイレの洗浄レバーが大と小に分かれているのには、
水の節約や省エネな考えが関係しているのです。
トイレの洗浄の水量を知ろう
小レバーは、節水の考えから1958年に誕生したそうです。
大と小では、流す水量にどれほどの差があるのでしょうか??
最新のトイレでは、
大は、4.8リットル
小は、3.6リットル
と約1.2リットルの差がでます。
一日にトイレ🚽に行く回数を考えると
大と小をうまく使い分けるとかなりの節水になるでしょう☝
自動洗浄が付いているトイレは、着座時間で大・小を判断するそうです。
大は、座って30秒以上で判断し、30秒未満は、小で流れるそうです。
もし小便だけで、ゆっくりの座っていたら
大と判断されることになります。
その場合は、手元のリモコンで小を押せば大丈夫です。
また、小で流すと物足りないからと、
もう一度、小を流すより、大を一回流す方が、節水できます。
トイレの水量は、メーカーと品番で、ネット検索などで調べてみましょう!
どれくらいの節水になるのか、
数字でわかるようになれば、行動しやすくなります☝
トイレの大と小を使い分け、
節約した水の量で、エコに暮らしましょう🌎