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2021/10/21
【パントリーの収納方法や活用のコツ】その2
パントリー専用の小部屋を確保する場合の工夫と注意点
●収納方法に工夫を
専用の小部屋(ウォークインタイプ)を確保できる場合、
収納するものに合わせて棚を設けるというのが一般的です。
内部のつくりは、食品など、細かなものも多いので、
奥行きを取りすぎないようにすることが基本です。
既製のラックなどを取り入れたり、DIYで造作しても大丈夫です。
収納するもの別に、箱や籠を利用して、
出し入れしやすいように並べるのもいいでしょう。
●換気に配慮、コンセントを設けて
パントリー内に冷蔵庫やワインセラーを設置するケースもみられますが、
家電製品を使用したり、充電が必要なものを収納するのであれば、
専用のコンセントを設けておきましょう🔌
広さや配置にもよりますが、
換気ができる窓や換気扇なども必要な場合もあるでしょう。
また、出入口の扉にも配慮したいものです。
デザイン性はもちろんですが、
空気がこもらないように通風可能なタイプもいいでしょう。
普段は行き来しやすいように開け放し、
来客の時には閉めて隠すことができる引戸スタイルがおすすめです。
●玄関(勝手口)につなげても便利
パントリーの配置は、キッチンに隣接させるだけでなく、
玄関(勝手口)からパントリーを通って、キッチンに行くことができるようなプラン
(ウォークスルーのパントリー)も考えられます。
買い物から帰宅し、そのまま荷物を
パントリーに置くことができるので、動線的にも使い勝手がいいでしょう。
玄関からキッチンへの裏の通路として利用できるものです。
●家事コーナーを兼ねるケースも
パントリーを食品など収納だけでなく、
家事コーナーを兼ねた空間としてプランニングするのもいいでしょう。
簡単なカウンターや棚を設置して、パソコンでレシピを確認したり
家計簿をつけるスペースがあると重宝します。
壁面を利用してパントリーを設ける場合の工夫と注意点
●造作収納とするか、キッチンの周辺ユニットを設置するか
壁面を有効活用してパントリーとするには、
造作として収納スペースを確保し棚を設けるプランと
システムキッチンの周辺収納ユニットなどを取り入れるケースが考えられるでしょう。
キッチンメーカーの収納ユニットには、幅や高さのバリエーションはもちろん、
食品や食器、家電などに合わせ、収納しやすい工夫が施された
棚やラック、引き出しなどが揃っています。
商品にもよりますが、スペースや収納するものに合わせて選び、
組み合わせることが可能なタイプも存在します。
デットスペースになりやすい
コーナー部分を利用したユニットなどもみられます。
●使い勝手やプランに合わせた扉を選ぶ
壁面の場合、動線や使い方、
収納するものに合わせた開閉方法の扉を選ぶことが重要です。
扉には、開戸や折戸、引戸タイプがあるので、
ダイニングなどからの見え方にも配慮して選択をしましょう。
最近では、限られたスペースでも設置可能な引戸タイプも充実しています。
扉を開くことで、ひと目で収納物が分かるので、
無駄なく作業することができるのがメリットです。
システムキッチンはもとより、インテリアに合わせたデザイン、
半透明の素材を使ったタイプなども揃っています。
パントリー設置の前に、何を貯蔵・収納したいのか、種類と量をリストアップ
パントリーに限ったことではありませんが、収納プランを考える際には、
何を、どのくらい、収納するのかを明確にすることが基本です☝
まず、常時ストックしている食品の品目と量をリストアップしましょう。
お米やお酒、水、お菓子、非常食など、
現状の暮らしの中で、どのくらいストックしているのかを書きだしてみることが大切です。
食品以外でも、日常的には使用しない調理道具や家電製品も
収納しておくと便利な場合もあるでしょう。
キッチンや住まい全体でパントリーの検討を。将来の変化も予測して
パントリープランは、単体で考えるものではなく、
キッチンプランや住まい全体の間取りと同時に検討するものです。
何をどこに収納するのか、ひとつひとつ確認することで、
パントリーの必要性、広さや空間のつくりが明確になっていくでしょう。
新しい住まいでの暮らし方をイメージしながらプランニングすることが重要です。
また、現在だけでなく将来の変化も考えることも大切です。
家族が増えたり、子どもが大きくなれば、
パントリーに収納するものが増えるケースがあります。
家族構成やライフスタイルを考慮して、検討するようにしましょう。
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