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2021/05/07
「自然の力を利用した涼しい家」その1
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅・規格住宅】🍀WOODBOX呉・広島店~
今回の家づくりの基礎知識 間取り編は、
「自然の力を限利用した涼しい家」についてです🏡
地球温暖化が進み、夏の暑さが年々増しています🌞
夏本番になると、家の中にいたとしても
熱中症になる恐れも指摘されるほどです。
そこで、確実に涼を求めるなら冷房をすればよいのですが、
クーラーがどうしても苦手な人、そこまで冷やさなくてもいいという人には
自然の力を利用した涼しい家(住まい)という考え方があります。
自然の力を利用した涼しい家
冷房などに頼りきらず、
自然の通風、換気、日射遮蔽、植栽の効果によって
「夏に涼しく住むことのできる家」のことです🎐
イメージとしては、自然の力を利用して涼を得る、
どちらかというと受け身的(=パッシブ)な方法です。
この方法で涼を得るためには、
住まいの断熱性能がよいことは必須条件です!!
現在の家では当たり前ですが、高断熱、高気密の仕様となります。
日射遮蔽と通風が二大ポイント
自然の力を利用した涼しい家にする際に
特に気をつけたいのは「日射の遮蔽」対策です🌞
夏場の日射エネルギーをいったん家の中に取り込んでしまうと
なかなか外へ逃がすことが難しくなるため、
屋根、外壁、窓からの日射遮蔽を十分に検討しなければなりません。
その上で効果的な通風を得て、熱を逃がすことです。
この二つが「自然の力を利用した涼しい家」の
大きなポイントになります。
窓の日射対策には「庇」「すだれ」「植栽」が有効
窓の日射対策では高性能の窓ガラスを使用することも大切ですが、
その窓に直接日射が届かなくする工夫が必要です。
その代表的なものに「深い軒」や「庇」、
「すだれ」や「植栽」などがあります。
いずれも建物の外側で
きちんと日射を遮蔽することで、室温の上昇を防ぎます。
また、日射を遮蔽する面の位置ですが、窓のすぐ外側というよりも、
窓面からなるべく離したほうが、室温上昇を抑える効果があります。