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2020/05/27
「住まいの断熱対策 猛暑に向けて」 その1
ムシムシとした暑い日が
続く季節になりました。
屋外だけでなく屋内でも
熱中症予防を忘れないようご注意ください。
これから住まいに役立つ情報など
お知らせしていきたいと思います。
◆クーラーの効きをよくして省エネ効果UP!
ここ数年は、記録的な猛暑が続き、
夜も熱帯夜が続いています。
クーラーをつけて寝るのには抵抗がある、
電気代が気になるという方も
多いと思いますが。
記録的な猛暑では
熱中症対策のためにクーラーの使用が
推奨されています。
クーラーを適切に使いつつ、
なるべく光熱費を抑えるためには、
住まいそのものの
日よけ対策・断熱対策が効果的です。
ポイントは以下の二つになります。
①昼間、太陽の光を
なるべく室内に取り込まないようにすること
②風をうまく取り入れること
それでは具体的にお伝えしましょう。
◆日よけのすだれ、どこにつけると効果的?
まずは日中の日射対策からです。
なじみの深い「すだれ」を
見直してみましょう。
すだれは昔から日本で使われてきた
日よけ対策です。
素材が木や竹といった
自然素材である点も涼しさを
演出します。
そして、和風インテリアにも合いますね。
夏の日射対策で大切なのは、
屋根・外壁・窓面の断熱です。
そこでまず窓に着目すると、
夏場は太陽の高度が高くなるため、
窓から入る太陽の光は
部屋の奥までは届きませんが、
窓際やその近くの床は、
熱を持ったように
熱くなることがあります。
窓の上部に、庇や軒の出がない場合は、
特に注意が必要です。
直接窓面に太陽の光が当たり、
窓は大変な熱を持つことになります。
そのような場合は、
窓面の外側で日射を
カットすると効果的です。
◆すだれの効果的な使い方
例えば窓の室内側にブラインドを設けると、
ガラスを通して直射日光が当たった
ブラインドの表面温度は、
35℃~40℃くらいまで
上がってしまいます。
ブラインドはそこから室内に
熱を放射するので、
室内の気温は
どんどん上がってしまいます。
そうなると、
エアコンをかけても効きが悪く、
効率もあがらず、
無駄なエネルギーを
使うことになります。
窓の外側で、
日射が当たる前に
遮断してしまうほうが、
ずっと効率的なのです。
すだれは窓の外側、窓面から
少々離した位置につけ、
窓との間に空気層があるように
取りつけます。
また、夜間に窓を開けたとき、
すだれが一枚だと室内が
透けて見える恐れがありますが、
その時はすだれを
二枚重ねて使用すると
見えにくくなります。
今日はここまで (^^)
続きはまた後日。