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2021/08/23
【光触媒コーティングとは?メリット・デメリット】その1
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅】🍀WOODBOX呉・広島店~
私たちの身の回りには、目には見えない細菌やウイルスが多数存在しています。
定期的に消毒作業を行うことで、ある程度の衛生環境は保たれますが、
毎日100%の力で予防措置を取ることは難しいでしょう。
どれだけ徹底的に対策しても完全に除菌するのは至難の業です。
また、コロナ過の現在、抗ウィルス対策に関心が深まり、
安心な住まいづくりは、非常に注目されております。
そこで今回は、ウイルス対策の一環として
注目を集めるコーティング技術「光触媒コーティング」についてお伝えします!
光触媒コーティングとは?
光触媒コーティングとは、二酸化チタンによる
光触媒作用を利用したコーティング技術です。
簡単に言うと、光を浴びることで抗菌・抗ウイルス効果などを発揮する
特殊なコーティング施工ということになります。
具体的にどのような仕組みになっているのか、
「触媒」、
「光触媒」、
「二酸化チタン」
という3つの言葉の意味をまずはお伝えします。
●触媒
「触媒」とは、化学反応の際に、それ自身は変化せずに
他の物質の反応を促進させる物質です。
●光触媒
「光触媒」とは、自然光や人工照明などの
光エネルギーを吸収して触媒作用を発揮する物質の総称です。
数ある物質の中でも「二酸化チタン」が
光触媒として最も優れていると言われています。
●二酸化チタン
「二酸化チタン(酸化チタン)」とは、食品や化粧品、日焼け止め、歯磨き粉など、
身近なものに多く使用されている白い粉末状の物質です。
光を受けることにより、
「酸化分解」と「親水性」という2つの作用を発揮します。
「酸化分解」は有機物や細菌などを分解する作用です。
「親水性」は水分が馴染みやすくなる作用です。
この「親水性」作用により、「二酸化チタン」と汚れの間に
雨水などの水分が入りやすくなるため、油汚れなどの強力な汚れも流れやすくなります。
光触媒コーティング施工では、この「二酸化チタン」を
主原料とした液状のコーティング剤を塗布していきます。
施工部分に太陽光や照明などの光が当たると、対象物の表面に付着した有害物質が
光触媒作用によって次々に分解されていくため、
抗菌・防臭効果やセルフクリーニング効果などが期待できます!