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2021/10/28
家づくりをIOT化で快適な暮らし【その2】
住宅のIoT化で何ができるのか
住宅業界では、今後ニーズが高まるIoT化に向けて、
さまざまなサービスや設備の開発に取組んでいます。
少子高齢化や共働き世帯の増加という社会的背景にともない、
人々の暮らしにも変化が表れていることから、
住宅設備やサービスに関してもニーズに合ってくるでしょう。
代表的なIoTには、次のような機能が挙げられます。
①家電や設備をスマートフォンで操作
照明や玄関の鍵などにIoTデバイスを導入することにより、
電源や鍵🗝に直接触らなくても操作できます!!
スマートフォンやタブレットに入れたアプリ上で、
電気のオンオフや玄関の施錠が可能になる仕組みです。
外出先からスマートフォンひとつで部屋の電気を消灯できたり、
玄関の鍵を施錠できたりすることで、住む人の利便性は大きく向上します✨
なかには、窓の開閉状況がスマートフォンに通知されたり、
異常を検知したときにアラートが出されたりするなど、
セキュリティ機能を備えたサービスもあります。
②住宅エネルギーの最適化
電気やガス、水道などの生活にかかわるエネルギーの使用量をデータ化し、
ネットワーク経由で管理することにより、光熱費の削減やエネルギーの最適化が図れます。
近年では、家庭内のエネルギー使用量を
見える化できるHEMSに関心が寄せられています。
そのため、異なるメーカーの製品でも
HEMSに対応できるIoT製品やAI設備の開発も煤でおります。
住宅エネルギーの最適化は、
家庭内の不要なコストを減らし、生活の質の向上につながります。
③遠隔地からの見守りサービス
遠隔地から見守りができるIoTを住まいに導入することにより、
高齢者や子どもに起こりやすい家庭内の事故を防止したり、
緊急時はスマートフォンに通知したりといったセキュリティの強化が可能です。
また、遠隔操作によって、掃除や洗濯といった
家事を効率化できるなど、住む人の生活スタイルに合わせた便利な設定も可能です。
IoTに対応した住宅は、離れた場所に高齢のご家族がいる場合や、
子育てと仕事を両立している世帯において必要性が高いと言えるのです!
次世代住宅プロジェクト
IoTにおける必要性の高さは理解できるものの、
いざ導入するとなると、まだまだハードルが高いというのも事実です……
そのようななか、国土交通省では、住まいのIoT化による
住宅市場の価値や生産環境を向上するために、住宅関連事業者に向けた
“次世代住宅プロジェクト”という施策を実施しています。
これからIoT技術を活用した住宅を建設する場合や、省エネ性能に取組む場合、
一定の要件を満たすことで補助金を受けられるという制度です。
補助費用には、IoT技術の導入費用や
マネジメントの整備費用、シミュレーション費用なども含まれます。
IoT化の家づくりを進めるにあたり大きな手助けになると言えるでしょう。
まとめ
AIの発展や5Gへの対応によって、さまざまなIoT機器が開発され、
家づくりのIoT化の需要はさらに高まっていくでしょう。
新築やリフォームの際に大規模に行う場合もあれば、
家電製品とアプリを活用するなどの小さいことからも始められますのも魅力のひとつです。
家づくりのIoT化は、家事の効率化や高齢者の見守りを
サポートすることで便利になるだけでなく、住生活の質の向上にもつながるでしょう。
そして今後は、家づくりのIoT化によって
さらなる新しい生活スタイルも期待できるでしょう✨
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