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2022/04/05
【足場工事で安心安全】その①
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅】ハラケン工務店~
今回の家づくり流れシリーズは、「足場工事」についてお伝えいたします☝
足場工事とは
足場工事を行う職人さんを家づくりの現場では、足場屋さんと呼ばれています。
主な工事の内容は、建設現場の高所で作業する職人さんの
作業スペースを安全に行えるように仮説設備である足場をつくることです。
家づくりでの足場とは、手の届かない場所での作業用に
家の周りを囲むようにパイプや板を組み立てます。
作業や工事の際に、物などが外に出ないように
パイプや板を組み立てた後、メッシュシートなどで覆います。
メッシュシートで覆うことで、職人さんが安全に、作業や工事を行うことができますし、
周囲の建物に傷をつけなかったり、人が周囲を安全に通行できます。
屋根や外壁・防水工事・雨どいなどの高所での作業や工事では
必ず足場は必要となります。
足場工事をおこなうタイミングですが、
基礎工事が終わった段階で足場を組み立てるのが主流です。
一般的な大きさの家であれば、約1日で足場の組み立てが完了します。
組み立ての時間は短いのですが、高所で作業する職人さんの
命が懸かっていますので、絶対に手抜きが許されない工事です。
手摺すらない場所で、幅60cm前後のスペースを、
重たい部材で組み立てていく足場屋さん姿は、正に職人技です!!
足場の種類
足場工事は、用途や目的によって数種類あります。
ここでは足場の種類と特徴をお伝えします。
●クサビ足場
もっとも住宅の現場で採用されている足場です。
クサビ足場とは、一定間隔ごとに設置されたパイプを支柱として、
手すり・足場などをクサビで固定していく足場のことです。
クサビ緊結式足場とも呼ばれます。
ハンマーでの組み立てが可能なため
設置・解体にかかる期間が短く、作業スペースも広いのが特徴です。
組み立ての際にハンマーで金属を叩く騒音が発生することがデメリットでしょうか。
●単管足場
かなり狭い場所に足場を組む場合に採用されます。
鉄パイプをクランプ金具とボルトで固定して組む足場です。
メリットは、建物の形状や規模によって足場を調整しやすいということです。
2本の鉄パイプのみでの足場なので滑りやすくなります。
住宅での採用は、ほとんどありませんが、都心部や狭小地などの
隣の家とのスペースが狭い場合などに一部採用される場合があります。