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2021/04/14
木製サッシの特徴と選び方 その1
~呉市新築住宅WOODBOX呉・広島店~
今回の家づくりの基礎知識は、「木製サッシ」についてお伝えします☝
住宅に用いられる窓サッシの素材には、いくつかの種類があります。
最も馴染みがあるのはアルミサッシ、
寒冷地などで広く普及している樹脂サッシ、
自然素材の風合いが魅力の木製サッシなど、
いずれも建材メーカーから豊富な商品ラインナップが揃っています。
窓としての性能(断熱性や遮音性など)は、
ガラスとの組み合わせがとても重要ですし、
建物全体の性能も合わせて検討することが必要です。
新築やリフォームの際には、
立地条件や間取り含めて考慮することが大切でしょう。
◆木製サッシは寒さの厳しい北欧などで普及
木製サッシは、寒さの厳しい北欧などで、広く普及しています⛄
日本でも、アルミサッシが普及する昭和30~40年以前、
木製の窓枠が多く用いられていました。
日本の風土に馴染んだ素材で構成され、性能も向上した木製のサッシは、
近年になって、その素材感や自然の風合いが見直され、
人気が高まってきています🌳🌳
一般的に木製サッシは、アルミサッシなどに比べてコストは高めです💸
窓計画にもよりますが、住まい全体をトータルに
プランニングすることが重要です☝
◆木製サッシの主な特徴
●素材の持つ風合いやインテリア性が魅力
木製サッシは、ナチュラルなインテリアはもちろん、
どんな空間にも馴染みやすく、あたたかみを感じるのが大きな魅力です🌳
輸入建材や国産の製品も揃っています。
木製サッシの主な樹種は、メーカーによって異なりますが、
主に米松や米ヒバ、ナラ、カバ、ヒノキなどさまざまです🌳
日本の材(青森ヒバ、金山スギなど)を用いた商品もあります。
また、それらの無垢材だけを用いたもの、
集成材や積層材を使用したものなどもみられます。
●高い断熱性能。気密性を高めた商品、防火認定を取得した商品も
窓としての性能や機能を考えた場合、ガラスとの組み合わせが重要ですし、
サッシ単体で考えることは難しいものですが、
木製のサッシ枠の大きな特徴として、断熱性能の高いことが挙げられます。
熱をほとんど伝えない木製枠部分に、
結露が起きにくいのはメリットでしょう🌳🌳
商品によって異なりますが、複層ガラスや高断熱複層ガラス、
トリプルガラスなどと、組み合わせることが可能です。
また、最近では、気密性や水密性を向上させた商品も
豊富になってきていますし、防火認定を取得した商品も揃っています。
●地球にやさしい建材
木製サッシは、製造段階での炭酸ガス放出量も少なく、
廃棄段階で有害物質を出すこともない、ということも特徴のひとつです🌎