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2022/03/16
【基礎工事は大切です】その②
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅】ハラケン工務店~
地盤改良と基礎工事
●表層改良+基礎工事
表層改良は土地の表面から2m以内の深さに軟弱な地盤がある場合、
表面に固化材を混ぜて地盤を改良する工事です。
地盤改良が出来上がった後に基礎工事を行います。
●柱状改良+基礎工事
柱状改良は表面から2m〜8m以内の深さに軟弱な地盤がある場合、
必要な箇所に柱上の建材を打ち込むか、セメントミルクや天然石を打ち込み
土の密度を上げ、地盤を改良する工事です。
柱状改良ができた後に基礎工事を行いますが、
柱状改良は、建物の工法も含めて考え、ふさわしい支柱を打ち込んでいきます。
●鋼管杭+基礎工事
鋼管杭は柱状改良よりさらに深い、8m以上の深さに
軟弱な地盤がある場合に使われる工事です。
湿地帯や地下水脈のある土地では、この工法を採用しており、
強い地盤にまで鋼の杭を打ち込み、地盤の改良を行います。
基礎工事の流れ
基本的な基礎工事の流れは、
地縄を張り、堀削工事を行う
↓
基礎が配置される部分の地面に砂利・砕石を敷き詰めてつき固める
↓
湿気対策として、防湿シートを敷く
↓
捨てコンと呼ばれるコンクリートを砂利にかぶせる
↓
配筋工事をする
↓
基礎の形にあわせて型枠をつくる
↓
型枠にコンクリートを流し込む
↓
コンクリートの強度が固まったら型枠を外し、仕上げ作業を行う
となります。
基礎工事の期間は、季節や作業の工程にもよりますが、約1か月くらいです。
また、地盤調査を行い結果によっては、地盤改良や杭打ち工事を行ったうえで基礎工事を行います。
まとめ
軟弱な地盤が多く地震の多い日本では、基礎工事が非常に重要になります。
基礎は地震のときの揺れや不同沈下から住宅を守り、家の寿命を左右する重要な要素です。
いい家を建てたとしても、基礎がしっかりしていなければ、意味がありません。
基礎工事は、安心安全を支える大切な工事なのです🏡