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2021/04/20
浄水機能付き水栓の種類と特徴 その1
~呉市新築住宅 WOODBOX呉・広島店~
今回の家づくりの基礎知識は、「浄水機」についてお伝えします☝
キッチンプランを検討する際に、
水栓金具の機能やデザインは重要なポイントです⚠
最近では、浄水機能を持つ水栓金具を設置するケースもみられます。
システムキッチンのオプション仕様などにもラインアップされていますし、
分譲マンションでも設置されているケースもみられます。
◆浄水機能とは水道水に含まれている物質を除去するもの
浄水器(機能)とは、
水道水に含まれている物質(残留塩素やトリハロメタンなど)を除去、
もしくは減少させる機能をもった機器のことです。
家庭用の浄水器は、水道水を「ろ材」でろ過することで、
おいしく安心な水を生み出すものです。
浄水器の「ろ材」には、活性炭、不織布、中空糸膜、逆浸透膜など、
いくつかの種類があり、「ろ材」によって、浄水器を
「活性炭式」
「ろ過膜式」
「逆浸透膜(RO)式」
「セラミック式」などと分類することもあります。
「活性炭式」は、粒状、粉状、繊維状などにした活性炭の働きで、
残留塩素やカルキ臭、有機物などを除去するタイプです。
「ろ過膜式」は、ろ過膜や中空糸膜など に水を通すことで、
一般細菌や赤サビなどを除去するものです。
複数のろ材を組み合わせ、効果を高めたタイプがみられます。
◆浄水器の種類
浄水器には、さまざまな用途に合わせて、さまざまな形状があります。
●水栓金具ではない浄水器
水栓金具ではなく、持ち運びできるタイプが、ポット型(ピッチャー型)です。
浄水器本体を水栓(蛇口)に直接取り付けるのが蛇口直結型です。
また、据え置き型(ホース取り付け型)は、
据え置いたり、壁に設置して使用するものです。
●浄水機能を持つ水栓金具の種類
浄水機能を持つ水栓としては、水栓一体型(カートリッジ内蔵型)と、
ビルトイン型(アンダーシンク型)があります。
新築やリフォームで取り入れられるシステムキッチンに設定されている浄水水栓は、
すっきりとしたキッチンとするために、これらのタイプが多くみられます。
・水栓一体型(カートリッジ内蔵型)
水栓金具の胴体などに小型のカートリッジが組み込まれたタイプです。
カートリッジ交換も比較的簡単です。
・ビルトイン型(アンダーシンク型)
キッチンカウンターの下に浄水器本体を取り付けるタイプです。
新築やリフォームで多くみられるスタイルで、
設置に関しては、専門的な工事が必要です👷👷
カートリッジの容量が大きいため、たっぷりと使用することが可能でしょう。