新着情報・家づくりブログ
2021/07/30
【涼しい庭のつくり方】その2
ウッドデッキに直射日光はNG!
暑い夏を涼しくするのポイント1つめは、人気アイテムであるウッドデッキの対策です。
夏の直射日光が当たったウッドデッキの表面温度は60度を超えることもあります🌞
これでは庭に巨大な床暖房があるようなものですから、
庭が暑いのはもちろん、家の中まで暑さを感じて当然です。
夏を涼しくする第一歩は、ウッドデッキの表面温度を上げないことです!
先ほど炎天下では60度を超えていたウッドデッキの表面温度ですが、
木陰になった部分で計測すると33.4度でした。
つまり涼しい庭にするために大切なことは、
ウッドデッキに直射日光を当てずに日かげにしておくことです。
これはレンガやモルタルを敷いた床面も同じです。
開閉式のオーニングなどの日よけを取り付けておけば、それだけでも涼しい庭にすることができ、
家の中でも涼しく過ごすことができるようになります。
木陰づくりに人気な落葉樹は「ハナミズキ&ヒメシャラ」
庭を涼しくする2つめのポイントは、庭に落葉樹を植えて木陰を作ることです。
落葉樹なら暑い夏は葉が茂って木陰を作ってくれ、
冬は葉が落ちるので日差しを遮ることがありません🌳
木陰を抜けて吹いてくる風は涼やかで気持ちがいいものです。
我が家のイメージアップを図るシンボルツリーとして人気があるのは
ハナミズキやヒメシャラなどです。
涼しい庭づくりに欠かせない水辺づくり
暑い夏を涼しく過ごせる庭にするポイント3つめは、庭に水辺を作ることです。
手軽に涼感を演出できるのが、ビオトープです。
ビオトープとは水を張った大き目の鉢の中に、
水草やメダカなどを入れて、自然な環境を再現する空間のことです。
鉢の中で自然循環を目指します。
ただし炎天下にそのまま置いておくと、あっという間にバランスが崩れて水が腐ります。
ビオトープにも日よけを付けて、日陰にしておきましょう!
簡易な池を作るなら、成型池を地面に埋め込む方法もあります。
こちらはろ過装置などの水質管理が必要になるため、少し大掛かりになります。
どちらにしても、水辺の周辺は木を植えて木陰にし、
水を冷たく保つ工夫をしておくことが涼しさの秘訣です。
保水タイルを敷いて朝夕に打ち水を!
4つめのポイントは、地面を冷やす工夫です。
植物の力は偉大ですから、芝生を植えておくのが涼しい庭にするコツですが、
そうはいってもコンクリートのベランダやテラスに芝生を敷くのは難しいもの、
また芝刈りや草むしりなど管理も大変です。
そんな時は、保水タイルを敷く方法があります!
保水タイルとは名前の通り、保水性があるタイルで、
打ち水+保水効果+気化熱によって表面温度を下げる機能があります。
ただし炎天下に打ち水をすると、湿度が上がってかえって不快になることがあります。
打ち水は、朝夕の気温が下がった時に行いましょう。
屋外の塗装部には遮熱塗料を
暑い庭を涼しくするポイント5つめは、遮熱塗料を使うことです。
例えば手すりや物置などは、直射日光が当たることで蓄熱し、
庭を更に暑くする原因になります。
そんな時は、表面温度を抑制する機能を持った遮熱塗料を使用することで、
約10度ほど下げることができます。
快適な夏の過ごし方は涼しい庭づくりから
このように家の中の暑さは、庭のつくりに大きく左右されます。
いくらエアコンの設定温度を下げても、
庭に暑さの原因があると、なかなか涼しくなりません。
まずは日差しのコントロールをして、夏が涼しい庭にしましょう🎐
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅】🍀WOODBOX呉・広島店~