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2021/07/19
【カーテンのヒダの選び方】その1
~広島市・呉市【自然素材を使ったコスパの高い注文住宅】🍀WOODBOX呉・広島店~
今回の家づくりの基礎知識は、「カーテンのヒダ」についてです。
カーテンを選ぶときに、どんなことに気をつけていますか❓
生地のデザインや機能性、価格等をチェックするのはもちろんですが、
カーテンのデザイン性をより高めたり、
価格調整をするときに注目したいのがヒダ(プリーツ)の取り方です。
オーダーカーテンでは、いろいろなヒダを選ぶことができます。
今回は、カーテンの代表的なヒダの形状と特徴についてお伝えします☝
カーテンはヒダで変わる!
カーテンは窓サイズと同じ量の生地ではなく、
窓の幅よりも広い生地を使いヒダをとってカーテンの幅を調整します。
同じ生地でもヒダ(=プリーツ)の取り方が違うと、
柄の見え方やドレープラインが変わり布の表情も変わってきます。
またヒダの取り方(生地の分量)によっては値段にも影響がでてきます。
カーテンを作るときに「えっ高い!」と思ったときには
ヒダを見直してみると安くなることもあります!
カーテンを計画するときには、どんなヒダを取るのか検討するといいでしょう。
高級感のある3つ山ヒダ
カーテンのヒダ仕様でよく見かけるヒダが3つ山ヒダと2つ山ヒダです。
3つ山ヒダと2つ山ヒダでは、窓幅に対してカーテンに使う生地の量が異なり、
仕上がり感、価格共に変わってきます。
左【3つ山ヒダ】 右【2つ山ヒダ】
3つ山ヒダは、見た目もゆったりとした高級感が感じられます✨
窓巾に対して生地も2倍~2.5倍使うため、価格も高くなります。
高級オーダーカーテンの主流で、クラシックスタイルや
オーソドックスモダンなスタイルなどグレードの高い空間にお薦めです。
生地を選ばないヒダです。
●3つ山ヒダ(2倍~2.5倍ヒダ)の特徴
・オーダーカーテンの中心となるヒダ仕様でヒダ山を3つとったものです。
ヒダ間隔は10~12cm。
・生地の幅を窓幅に対して2倍~2.5倍。
最近は2倍使いで3つ山を取るのが一般的。
・生地を多く使うため、カーテンのドレープラインが深くとれてゆったりと美しく見える。
グレード感のある空間にお薦めのヒダ仕様。
・生地を多く使うため価格は高くなる。
価格抑え目の2つ山ヒダ
2つ山ヒダは、イージーオーダーや既製品のカーテンなどに
よく見られるヒダ仕様で、生地量を抑えて縫製してあります。
ヒダのボリュームが少ないので、
すっきりと見える、価格が抑えられるといったメリットがあります!
オーダーカーテンでも既製品のカーテンにもあるヒダですが、
縫製の方法によって大きく印象が変わりますので、見比べてみるといいでしょう。
●2つ山ヒダ(1.5倍ヒダ)の特徴
・既成品では一般的な仕様。
・ヒダ間隔は15cm以上となり広め。
・使う生地の幅は窓幅に対して1.5倍程度。
・生地の量が少ないため、ゆったりとしたドレープラインが出ない。
・オーダーカーテンでも指定できる。
2つ山ヒダは、ドレープ、レースともに向き、
柄が見えやすいので柄を生かしたい時にはお薦めです☝
3つ山ヒダに比べるとグレード感に劣るので
高級感を出したい場合には避けたほうがよいでしょう。